​Story of TEA​

1200年前、中国に渡った遣唐使によって日本に伝えられたと言われる「茶」。薬としての役割だったと伝わっています。その後、約800年前より京都での茶づくりが始まり、お茶の文化が生まれ、味の追及が始まり、「宇治茶」というブランドが育ちました。今では、京都のお茶の生産量は、日本国内の4%にも満たない量ですが、抹茶、玉露といった高級茶の生産量は全国トップです。

宇治市周辺、木津川沿いには、春先、黒く覆われる茶園が点在し、それより南の山城地区、隣り合わせの信楽には、山の斜面に張り付くような茶畑が広がります。

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​立春から数えて八十八夜、この地区の新芽が芽吹き、茶摘みの時期を迎えます。

黒い棚の中では、摘み子と呼ばれる方々による手摘み、山の畑では、二人一組で大きなカッターを抱えた茶刈りが始まっていきます。

煎茶が緑茶と呼ばれるように、この時の葉っぱは、緑色が大切です。鮮度いのち。摘み取ったらすぐに、工場に運ばれ、蒸して乾かす工程に入り、数時間には、カラッと乾き、キュッとロールされた形になって袋に収まっていきます。

​同じ茶の木の葉を使い、様々な種類のお茶ができます。

畑の違い、製造の違い、その後の加工の違い等々。

詳しくは、是非、どこかでトークさせてくださいね。

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​始まりが薬だったお茶には、いろんな成分が入っています。お茶特有の栄養成分もあり、様々な研究がなされ、それぞれの効果が立証されてきています。

摘み取ったばかりの葉をまず蒸して酸化を止めて作る日本の緑のお茶は、ビタミン類が壊れずに残っています。そこが、紅茶や中国茶と大きく違うところです。

​茶道文化が禅宗とともに根付いていった背景には、抹茶の成分が大きく影響しています。覚醒作用のカフェインとリラックス効果を生むテアニン。この二つの関係も面白いです。

​などなど、日本茶は科学的な面から深堀りしても面白いし、文化的側面からのリサーチも楽しいし、美味しさを追求していくことも勿論。基本的に葉っぱだけを使って、シンプルに仕上げている日本のお茶たち。でも、1200年の歴史、実績があります。お茶トークは尽きません^^